神戸市北区のKM様邸では床のオークフローリングが貼り終えて、天井の吹込み断熱も完了しました。
床には少し幅の広いオークの3層フローリングを使用していますが、伸び縮みが少なく、安定していることと木目の美しさでお薦めしているものです。
天井には吹込み断熱を350mm以上の厚みで施工しています。
写真では見えませんが、奥の目盛りで400mmが当たりまで断熱材の厚みがありました。
大工さんの作業は壁の下地補強なども終わって、壁や天井の下地となるプラスターボードを貼っています。
そして、この段階で気密測定を行いました。
写真の機械で家の中の空気を外に出して、気圧を下げていき、屋内への空気の流入量を測って隙間がどの程度あるかを計算します。
今回はたまたま、施主様にも立ち会って頂く事が出来、その測定値を確認して頂きました。
いつも通りの施工で、測定も小細工なしで行っていることを確認して頂けたのではないでしょうか。
その結果ですが、写真でC=0.3cm2/m2となっています。
実際には0.257と言う数値になりますが、四捨五入すると0.3でした。
いつも通り、安定の結果でしたが、今回は壁のボードを貼っていない為、防湿気密シートの継ぎ目が抑えられていませんでした。
ボードを貼り終えるともう少し数値は良くなると思いますので、十分な気密性だと言えます。
現場では下地が終わり、造作工事が本格化していきます。