姫路市のY様邸で昨日、棟上げを行いました。
上棟に先立って、基礎の上に土台を敷いてアンカーボルトで固定を行いました。
土台と大引と呼ばれる部材を井桁に組んで、その上に下地板を貼り、シートで養生を行った状態まで事前に行っていました。
外部の足場も組んで上棟準備も完了した状態で上棟当日を迎えました。
上棟の当日は朝、1階の柱を立てるところから始まり、2階の梁を組んでいき、2階の床下地板を貼る作業と手際よく作業が進んでいきます。
さらに2階の柱とその上に小屋梁を組んでいくのが10時の休憩後の状態です。
ここまで、どんどん家の形になっていく骨組みを見る事ができるので、見ていて飽きません。
建物内部は柱や梁がむき出しの状態で骨組みがよくわかる瞬間で、最も木材がよく見える状態でもあります。
小屋の梁を組み終えるとその上に板を貼って、家全体で6面体を作ることで構造的により強くなります。
また上棟時には足場にもなり、家の気密性も高めやすくなります。
そして昼前には棟木が納まり、上棟しました。
さらに構造的に大事な金物や屋根の下地を支える垂木、野地板と呼ばれる下地板を貼っていき、家の外形が出来上がりました。
日暮れが早くなりましたが、大工さん達の息の合った作業のおかげで予定通りの作業を終えることが出来ました。
さらに屋根屋さんも駆けつけて、屋根のルーフィング(防水シート)まで貼ってくれました。
これで屋根からの水の心配がなくなり、安心して作業を進めることが出来ます。
現場では上棟のあと簡単ではありますが、上棟式も行い、施主様と大工さん達の顔合わせも行って頂きました。
Y様にはいろいろとお気遣いを頂きまして、本当にありがとうございました。
また上棟おめでとうございます。
こらからは徐々に作業が進んでいきますので、その変化も楽しんで頂ければと思います。