神戸市灘区のM様邸で気密測定を行いました。
気密測定には専用の測定器を使って、空気を外に出して気圧の変化から家の中にどれくらいの隙間があるかを測ります。
その結果を床面積で割った数値をC値(相当隙間面積)で表します。
その結果がこちらです。
C=0.2cn2/m2と言う安定の結果でした。
2年ほど前から気密測定を全棟で行っていますが、気になって過去の結果を調べてみるとその全てでC値が0.1から0.3と言う結果を出していました。
職人さん達が同じで施工方法も同じですが、家の形は毎回違う為、多少の誤差が出る感じです。
それでもこれだけ安定的に数値が出るのは大工さんを筆頭に職人さん達の丁寧な施工に尽きると思います。
今後は気密測定自体が必要かどうか、嬉しい悩みを抱える事になりましたが、有難い話です。
内部では大工さんの造作工事もあと少しとなりました。
先日、ご紹介した2階ホールの木製スリット手摺の横に造作した木製カウンターです。
このカウンターは基本的に無垢材を使用してきましたが、木材の高騰と品薄な状況からコストアップと納期の長さに頭を悩ませています。
M様邸でも何とか間に合わせることが出来ましたが、コストも合わせて仕入れを検討する必要がありそうです。
このデスクコーナーはとても良い居場所になりそうで、ちょっとした作業をしたり、調べものをするのも捗りそうです。
外部では2回目のモルタル塗りも終わりました。
グラスファイバーメッシュも伏せ込んでいる為、表面が少しザラザラした感じです。
その上からもう一度、シゴキと言った薄塗りを行うことで平滑な仕上がりになりました。
あとはもう少し養生して窓周りのコーキングなどを行えば、いよいよ外壁の仕上げです。