神戸市北区のF様邸では内装工事がほぼ終わりました。
リビングの壁は左官屋さんがヨーロッパの漆喰を塗りました。
こちらも下地処理としてボードやビスの頭にパテ処理を行い、壁全面に下塗りを行った後、漆喰を塗って押え仕上げとしています。
写真でも少しその質感がわかると思いますが、コテムラを出すような仕上げではありませんが、少しコテで塗った感じが出ています。
クロスでは出せない質感は手作業ならではの仕上がりです。
漆喰塗りが終わると建具屋さんが造作建具の施工を行いました。
こちらは和室の入り口のコーナー部分を開口として建具同士で留める仕上がりですが、精度が求められる難しい納まりです。
そのぶん開けた時の開放感は抜群で空間に広がりが生まれます。
こちらはウォークインクローゼットのドアに鏡を仕込んだ造作建具です。
着替えをして鏡でチェックまで出来ます。
塗装も施して雰囲気が大きく変わりましたが、邪魔にならずに見た目もすっきりとした仕上がりになりました。
以前、ご紹介した造作テレビ台も塗装を施すことでシックで落ち着いた仕上がりになりました。
木部には全て木の質感や木目を少しでも残した仕上げになるような塗装を施してもらっています。
またツヤのない塗装を行っている為、シートを貼った建材とは全然違う質感なのですが、写真ではお伝え出来ないのが残念です。
キッチンの据え付けも終わり、設備屋さんの配管接続や器具付け、電気屋さんもスイッチやコンセント、照明器具などの取付けを行いました。
キッチンの前壁と洗面台の前壁のタイル施工なども順次行っています。