今日は稲美町のT様邸の2年点検に伺ってきました。
いつも点検では経年によるメンテナンスの話や暮らしぶりなどを聞かせて頂いています。
すると設計の意図通りであったり、意外と違う使い方をされていたりと大変参考になる事があります。
そんな話の中で愛着を持って暮らして頂いているのを見るとテンションが上がり嬉しくなって、つい話し込んでしまう事も。
私達にご依頼頂く施主様は少なからず、暮らしを楽しんで頂いていたり、愛着を持って頂いている方ばかりですが、手の入れ方などには個人差があります。
その点、T様は庭の草引きや木部の塗装など、手を入れて頂いているのがよくわかりました。
またT様邸はQ1.0住宅レベル3の省エネ住宅ですが、実際の電気代をお聞きすると計算に近い結果となっていました。
今年は電気代の値上げや猛暑の影響もあり、夏は最大2万円ほどの電気代が掛かったそうですが、オール電化で太陽光発電もない状態ですので、想定内の結果です。
冬は最大でも14000円程度でこちらもシミュレーションに近い結果で夏が冬の1.5倍近くになるのも計算通りでした。
もちろん、家中を快適な温熱環境に保った上での全体の光熱費です。
ただ夏の冷房については少し改善の余地がありそうですので、検討させて頂く事になりました。
T様もいろいろと調べたり工夫をして、より快適に暮らす方法を模索して下さっているのがわかったのも収穫でした。
こういったことの積み重ねによって家に愛着がわき、愛着がわく事によって家の寿命に大きな差が生まれるのではないかと思っています。
少しでも愛着を持って頂けるようにメンテナンスや暮らしの発信を増やしたいと思った連休最終日でした。