少しずつ寒くなってきて
そろそろ暖房が必要な時期に
なってきました。
そんな季節に気になりだすのが電気料金
先日、なにげに電気料金の明細を
確認すると今さらですが
大変なことになっていることに
気づきました。
これは11月の電気料金
この時期は暖冷房が必要ない為
最も電料金が安く抑えられる季節
にもかかわらず、こんな料金に。
気になって
去年の電気料金を見てみると
電気使用量はほぼ同じですが
電気料金は147%で約1.5倍に
さらに気になって見た
一昨年の電気料気がこちら
電気使用量は多かったのに
去年より電気料金は安い。
今年の電気料金の明細がこちら
オール電化の料金プランですので、
時間帯による電気料気が設定されています。
その時間帯ごとの料金も以前より
上がっているのですが
この赤で印を付けた所が問題
燃料調整費が1kwhあたり8.71円で
トータルで2,691円掛かっています。
これは燃料費高騰に伴う料金アップ分で
まだこれでもアップの上限がある為
抑えられている結果です。
来月には1kwhあたり10.15円になり
それ以降もアップが予想されます。
(これは契約料金によっても違っていて
従量電灯Aの場合は1kwhあたり2.24円と
かなりの差があるので
従量電灯Aで契約している方は
あまり費用アップを感じて
いないかもしれません。)
ニュースでご存知の方も
多いと思いますが
ヨーロッパでは電気料金が
2倍どころかひどい所は5倍とか
月5万円以上掛かる地域もあります。
もちろんロシアの問題はありますが
資源を持たない日本も
いつそうなるかわかりません。
闇雲に不安を煽るのは嫌いですし
そんな情報を見ても
あまり気にしないようにしていますが
実際の料金アップを見ると
考えざるを得ません。
もう一つの赤い印は
再エネ促進賦課金が1kwhあたり3.45円で
トータルで1,066円掛かっています。
これは再生可能エネルギーの
電力会社の買取価格の一部を
利用者が負担するという物です。
これは再生可能エネルギーの
促進には役に立っていて
日本全体の脱炭素化に貢献しています。
ただ一方的に払うだけではなく
家を建てる方はその特典を享受する
立場になることが
出来る制度でもあるのです。
それはご存知の通り
太陽光発電を自宅の屋根に載せることで
発電した電気を売却できるからです。
今では買取価格が下がった為
それだけで太陽光発電の設置費用を
賄うのは難しくなりました。
ただ、これだけ電気料金の
高騰を考えると
自宅で消費する電気を作ることで
電力会社から電気を買わずに済みます。
そのコストを計算してみると
昼間の電力は40円ほど掛かっている為
その料金を賄う事ができます。
契約料金はメニューによって違う為
このままの料金とは限りませんが
オール電化では太陽光発電の設置は
マストになったと感じています。
長くなったので、太陽光発電の話は
また別の機会にしたいと思いますが
今後、家を建てる方には
ぜひ知って頂きたい話です。