WORKS
兵庫県加古郡の施工事例|和と洋の古いものをmixしたレトロなインテリアWORKS
和×洋の古いものをmixしたインテリア|加古郡稲美町S様邸
西面には建物が建たないという土地の状況をいかして、西側の外観デザインと夏の西日対策に気を配りながらプランしました。結果、風通しが良いLKDに加え、暗くなりがちな階段部分もドーマーからの光が差し込む明るい吹き抜けの空間になりました。水周りは家事のしやすい回遊プランになっています。お手持ちの古い建具や旧家の木枠窓などはパーテーションとして用いる方法をご提案させて頂きました。その他、茶室風の和室や寝室に併設したアトリエも施主様のこだわりがたくさん詰まった楽しい空間になったと思います。
フランスをご旅行中に見かけたという建物の写真から外観イメージを固めていきました。グレーの漆喰と色ムラのあるグレーの屋根にアイアンの装飾やブルーグレーで塗装した窓枠と玄関ドアも施主様が好まれたテイストです。
ゆったりとしたLDの床は昔の小学校の床をイメージして幅の狭いフローリングにマットな色で塗装しました。キッチンの間仕切りに用いたのは、日本の古い建具とイギリスのアンティークステンドグラス。勝手口は、将来、母屋と繋げる事が出来るように配置しています。
ダイニングから見たリビング。造作引き戸の向こう側は茶室風の四畳半の和室があります。閉め切ると和を感じさせない統一された雰囲気に。
特注サイズのステンレスカウンターや木製のシンプルな扉のデザインは、造作ならではのものです。水周りの床は汚れも水ハネも気にならないようにタイルを敷きました。
主寝室と併設したアトリエには、ガラス入りの古い建具と解体した旧家から遺しておいたレトロな古い木窓をはめ込みました。引戸を閉めると家族の気配を感じながらも独立したスペースになります。
ドーマーに付けた窓から、日中、光がたっぷりと降りそそぐ、明るい吹き抜けの階段部分になりました。
パリで見かけた建物のような外観にしたい/将来は母屋と繋げられるようにしてほしい/キッチンは白くてシャビーな雰囲気の機能的なキッチンにしたい。趣味のパン作りができるようにステンレスの天板を広くしたい/アンティークの建具やパーツを取り入れて計画したい/内装は昔の学校をイメージに/旦那様専用の書斎と、奥様専用のアトリエがほしい
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